乗鞍山頂畳平 |
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乗鞍山頂畳平乗鞍山頂畳平は、長野県側からの乗鞍エコーラインと、岐阜県側からは平湯峠を経て高所を走る乗鞍スカイラインの双方の終着点です。現在はマイカー規制されているため、バスまたはタクシーを利用する必要があります。 乗鞍山頂畳平は、標高2702mで、乗鞍神社本宮や宿泊施設、郵便局、売店・食堂のある乗鞍バスターミナル前には鶴ケ池があります。 畳平は、乗鞍岳剣ヶ峰(のりくらけんがみね)の登山(中級者向け)や、魔王岳、大黒岳、富士見岳など登山(初心者向け)の拠点地でもあります。また、畳平の下には、お花畑が広がっており整備された遊歩道を周回しながら高山植物を楽しむことができます。
乗鞍山頂畳平へのアクセス乗鞍山頂畳平お花畑は、バスターミナルから歩いていくことができます。乗鞍山頂畳平は、平成15年度より乗鞍岳は全シーズンにわたりマイカー規制が行われています。乗鞍スカイライン(岐阜側:平湯峠〜畳平)を利用する場合、ほおのき木平バスターミナル、又は平湯バスターミナルでシャトルバス、またはタクシーに乗り換える必要があります。乗鞍エコーライン(長野側:三本滝〜畳平)利用の場合は、同じく乗鞍観光センター付近でシャトルバス、またはタクシーに乗り換える必要があります 乗鞍山頂畳平お花畑
乗鞍畳平周辺の山(魔王岳、大黒岳、富士見岳)乗鞍畳平バスターミナルは、標高2705m。畳平の周辺には、魔王岳、大黒岳、富士見岳などの標高2700m〜2800m級の山々が点在しています。 畳平バスターミナルから3つの山の山頂までは、30〜40分程度で登ることができます。一番近いのは魔王岳だけすが、私がオススメするのは富士見岳です。3つの山の中で一番標高が高く(2817m)見晴らしも素晴らしいです。 富士見岳へのコースは、2通りあります。1つは、畳平から鶴ケ池を半周して長野、岐阜の県境の標識のある車道の近くから、砂と小岩の山道を20分ほど登るコース、2つめは、お花畑の横を通過して乗鞍岳/剣ヶ峰を目指す道のりを歩き、途中、富士見岳分岐から登るコース。何れも最後は、砂と小岩の山道を20分ほど登ります。標高2817mの山頂からは、南に剣ケ峰、北に槍ケ岳、穂高連峰が望むことができます。なお、富士山は、快晴の時に見えるそうですが肉眼では厳しいかも・・・。
乗鞍岳剣ヶ峰(のりくらけんがみね)剣ヶ峰(けんがみね)は、乗鞍岳(3026m)の主峰で権現池火山体の外輪山。畳平バスターミナルから山頂へは、北アルプスのなかではもっとも手軽に登頂できる登山コースになっています。 剣ヶ峰へのコースは、畳平からお花畑の方向へ一旦下り、お花畑の横を通ってまた急な坂道を登ります。そして、不消ヶ池、コロナ観測所、富士見岳などを眺めながら歩き続けると乗鞍大雪渓が姿を現します。私が8月初旬に訪れた時には、まだ夏スキーを楽しんでいる人がいました。さらに穏やかな道を歩き続けると肩ノ小屋に到着。ここから先は本格的な登山道になります。剣ヶ峰山頂までは急な坂道で岩やガレが多い。 山頂からは、槍・穂高連峰を中心とした北アルプス、その反対側には木曾御嶽山、その他中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳、白山などを見ることができます。登山のシーズンは7月下旬の梅雨明けから、8月中旬頃。 乗鞍畳平の草花(花図鑑)私達が訪れた8月初旬、乗鞍畳平の周辺には多くの高山植物が咲き誇っていました。日頃、花に特別興味のない私もすっかりその美しさ・かわいさに惹かれてしまいました。
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