上高地/小梨平の観光ガイド

上高地の小梨平

　小梨平は、河童橋から、明神池行け方面に歩いて5分程度の距離、上高地ビジターセンターから奥の徳沢方面に広がるカラマツ林の平地です。カラマツは大正初期に植林され樹齢90年ぐらいになっています。

　小梨平からは、徳沢、槍、穂高の前進基地、横尾などを望むことができます。

　4月下旬～11月上旬は、ここでキャンプを楽しむこともできます。キャンプ初心者でも気軽に安心して宿泊ができるようバンガローやケビンも完備しています。

　小梨平には、地名の由来となっているズミ(コナシ)というバラ科の樹木が多く、6月上旬になると、白い花を無数につけとっても綺麗です。　

小梨平に流れる清水川

　小梨平には清水川、中川の小さな川も流れています。清水川は、、シラビソやコメヅカの原生林におおわれた六百山に降った雨が地下水となって湧き出した川です。全長200mしかない清水川は、雨が降った後でも濁ることがなく日照りにも枯れることがないため、上高地の貴重な飲料水源となっています。抜群の透明度で川の水に口をつけてそのまま飲めるぐらいの清らさがあります。

小梨平キャンプ場

　小梨平キャンプ場は、キャンプ初心者でも気軽に安心して宿泊ができるようバンガローやケビンも完備しています。二人だけの時を過ごしたい人にぴったりの「ケビン」、グループで楽しみたいアクティブ派向けの「バンガロー」、ワイルドな生活を楽しめる「テントサイト」などが利用できます。食料だけ持参すれば、調理器具、燃料などすべて揃っています。また、食堂、売店、浴場も完備しています。詳細は上高地公式サイト

小梨平に流れる清水川

　清水川は、湧き水で梓川に流れ込んでいるそうです。川に手を浸けると冷たくてびっくり！！直ぐに手が痛くなってきて5秒くらいしか手をつけていられなかったです。小梨平付近の橋から清水川を眺める場所では、多くの観光客の方が清水川の素晴らしい景色に感激している姿を目にしました。川の中に水草が、ゆらゆらゆらめいて、とても綺麗なんです。上高地の飲料水として使われているだけあって抜群の透明度で川に口をつけてそのまま飲みたくなるぐらいの清らさがあります。川の中を目を凝らして見ると岩魚の稚魚らしき魚がいました。下手な写真では、なかなか伝えることができませんが本当に美しい川でした。

小梨平の入口辺りにかかっている清水橋。小梨平に向って右側の清水川はとっても綺麗です。

上高地の清水川

清水橋の上から清水川を見ると、その美しさに圧倒されます。