白川郷(世界遺産)

飛騨高山の旅行観光ガイド


飛騨高山の近隣の観光

白川郷(世界遺産)の観光ガイド

白川郷(世界遺産白川郷合掌造集落)は、岐阜県(飛騨国)内の庄川流域の呼称です。大野郡白川村と旧荘川村(現高山市)に相当し、前者を「下白川郷」、後者を「上白川郷」と呼ばれています。今日では白川村のみを指します。白川郷の荻町地区は合掌造りの集落で知られています。五箇山(相倉地区、菅沼地区)と共に独特の景観をなす集落が評価され、白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。「世界遺産白川郷合掌造り保存財団」などがその保存にあたっています。

白川郷の集落は、1995年に世界文化遺産に登録され年間140万人が訪れる人気の観光スポットとなっています。白川郷には、一般公開を行っている民家、民宿、食事処など多くの合掌家屋が点在しています。日本の原風景今に伝える合掌作りの集落を歩きながらゆったりと癒しのひとときを味わいましょう。

また、白川郷集落を見学する際には下記の注意事項を守りましょう!

<白川郷見学の注意事項>

  • 合掌造りは火に弱い建物なのでくわえタバコは厳禁です。
  • 集落内はすべて私有地なので家屋や庭先へは立ち入らないでください。
  • 集落内は保存地区のため道路や水路に柵がないので十分注意して通行してください。
  • 集落内にはゴミ箱は設置されていませんのでお持ち帰りください。

白川郷 観光客に人気の撮影スポット

集落で観光客に人気の写真撮影スポット

村営せせらぎ公園駐車場飛騨高山 思い出体験館 

白川郷の駐車場は、公共駐車場の村営せせらぎ公園駐車場(普通車200台:500円)を利用します(2013年現在)。

駐車場から白川郷集落の入口までは、庄川に架かっている吊橋(であい橋)を渡って3分程度の距離です。

せせらぎ公園駐車場には、観光案内所、トイレ、食事処、お土産屋などもあり綺麗に整備されています。

なお、混雑時は、「みだしま公園駐車場」及び「寺尾駐車場」を臨時駐車場を利用する場合があります。


白川郷の観光案内所(であい館)飛騨高山 思い出体験館 

白川郷をどのように観光するのかわからない方は、白川郷へ着いたら、まず第一に、せせらぎ公園駐車場にある総合案内所(であい館)に行きましょう!

季節の見どころ・イベント情報などを聞いたり、合掌造り集落のマップ(日本語、英語、その他言語版もあり)をもらうことができます。また、インターネットのフリースポット(公衆無線
LAN)を利用することができます。



白川郷 秋の紅葉散策飛騨高山 思い出体験館 

白川郷の秋の紅葉シーズンに訪れました(2013年11月2日)。この日は、朝方寒かったですが、日中は気温も上がり絶好の散策日和となりました。11月にもかかわらず、長袖のシャツ1枚で十分歩けるぐらいの暖かさでした。

白川郷は5年前に来た時に比べ観光地化が進んでおり、観光バスで訪れる団体客が多かったです。特に中国人観光客が多く、あちらこちらで中国語が飛び交っていました。

肝心の紅葉は、もう少しで見頃という印象。白川郷の集落の中で紅葉をしている木々もありましたが、集落から見える近隣の山々の紅葉がとても綺麗でした。



合掌作りさるぼぼ作りとは

 合掌造りは、茅葺(かやぶき)の角度の急な切妻屋根が大きな特徴となっています。屋根の形が合掌した時の手の形に似ているところから、合掌造りと言われるようになったと伝わっています。

 合掌造りの小屋組は、白川郷や五箇山のものが有名になっていますが、本来は日本の民家に広く見られた構造です。茅葺きの屋根では、雨仕舞いのために急傾斜の屋根にする必要があり、合掌造が有利です。また、豪雪地帯の積雪時の屋根荷重を支えるのにも都合がよいのです。 白川の合掌造りは、江戸時代後期から明治時代にかけて造られました。

 屋根の茅は、40〜50年に1度葺き替えが必要で、今も村人や最近はボランティアの人も加わり、葺き替え作業が行われています。


荻町城跡展望台荻町城跡展望台-

 荻町城跡は、合掌作りの集落を一望できるスポット。冬には美しくライトアップされ、幻想的な光景を見ることができる。ぜひ、カメラを持って行って、素晴らしい白川郷の風景を写真に残しましょう。

 足腰に自信のある方は5分程度で歩いて登ることができます。私は登ってから気付いたのですが、展望台までは車で行くことができ、無料駐車場もありました。

 荻町城は、約400年前、室町8代将軍足利義政の命令で信州松代から白川郷へ進出した、内ケ島為氏[うちがしまためうじ]の家臣山下氏勝の居城だった場所だそうです。



和田家さるぼぼ作り

 萩町合掌集落で最大規模を誇る合掌造りです。江戸期に名主や番所役人を務めるとともに、白川郷の重要な現金収入源であった焔硝の取引によって栄えました。白川村では最大級の合掌家屋で庭や生垣、周囲の田畑、水路を含めよい保存状態が保たれています。国の重要文化財に指定されています。

 和田家は、現在も和田家の方が住まわれており、1階と2階部分を公開しています。



白川郷 春の風景

2008年5月、白川郷へ初めて訪れた時の写真です。山々には雪が残っており新緑がとても綺麗でした。

  

 

 

   

白川郷の湯(日帰り温泉)

 「白川郷の湯」は全国14箇所ある世界遺産の中で、宿泊も日帰り入浴も出来る温泉として平成14年10月20日にオープンしました。

 建物、外観は世界遺産地域の中なので出来るだけ目立たない、周りの景観に配慮した造りになっていますが、内部は檜材をふんだんに使い、木のぬくもりと温泉が相まって癒しの空間を醸し出しています。露天風呂から庄川のすばらしい景色が楽しめます。ナトリウムイオン、塩素イオン、そして炭酸水素イオンを多く含みますので温まりやすく、お肌がすべすべします。

白川郷の湯データー

住所・・・岐阜県大野郡白川村荻町337

交通・・・合掌集落から徒歩すぐ

営業時間・・・7:00〜21:30(入館21:00迄)

休・・・不定休

駐車場・・・無料駐車場 大型:2台/普通車:25台

料金・・・大人:700円/小人:300円(4〜12才)

温泉・・・ナトリウムー塩化物鉱泉(冷鉱泉のため、加温、循環ろ過,滅菌)

一般的な適応症・・・神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性

明善寺郷土館(みょうぜんじきょうどかん)

 集落内の真宗大谷派の寺院。本堂、庫裏、鐘楼と合掌造りのままなのは他に類を見ない。本堂では、京都の東寺や醍醐寺にもある、浜田泰介画伯の障壁画を見る事ができます。

明善寺郷土館データー

住所・・・岐阜県大野郡白川村荻町679

交通・・・合掌集落から徒歩すぐ

営業時間・・・9:00〜17:00

休・・・不定休

料金・・・(個人) 大人:300円/小人:100円、(団体) 大人:240円/小人: 80円


飛騨高山周辺の観光地図




Copyright(C) 飛騨高山の旅行観光ガイド All Rights Reserved