上高地の紅葉

上高地は、山岳リゾート発祥の地。春〜秋までその季節毎に自然を楽しむことができます。特に秋の紅葉シーズンは、多くの観光客でにぎわいます。10月の「体育の日」前後の3連休などは、朝の5時で駐車場が満車になるそうです。事前に、駐車場の混雑状況をチェックして出かけることをオススメします。

10月の中旬になると、標高約1500mに位置する大正池〜明神池のハイキングコースにも紅葉（黄葉）が訪れます。上高地に佇むカラマツなどの金色に輝く黄葉。そして、大正池、田代池、明神池の湖面には木々の紅葉が鮮やかに映ります。2013年のカラマツの黄葉は、10月20日過ぎからが見頃だったようです。

河童橋から西穂高方向を撮影　2013年10月19日

上高地の紅葉（大正池、田代池、河童橋、明神池の紅葉）

2013年10月19日、上高地へ紅葉を見に行ってきました。近年、温暖化の影響で上高地の紅葉は昔に比べれば少し遅くなってきているようです。この時、大正池のカラマツの黄葉は20〜30%程度、河童橋〜明神池の紅葉は、「見頃が近いかな」という感じでした。

当日、大阪を4時に出発し、アカンダナ大駐車場に到着したのが8時40分。天候（曇り）のせいかもしれませんが駐車場はかなり空いており、8時50分のバスに乗ることができました。そして、大正池に到着したのが9時過ぎでした。今回のウォーキングのコースは、大正池→田代池→河童橋→岳沢湿原→明神池（明神橋）です。

紅葉は、晴天よりも曇りか雨の方が綺麗に見えると言われていますが、やっぱり晴れている方がいいですね（近くの紅葉は綺麗に見えますが・・・）。

涸沢（上高地）の紅葉

9月下旬〜10月上旬、涸沢カールの紅葉はピークを迎えます。涸沢カールは、日本一の紅葉という声も出るほど素晴らしく、毎年多くの登山者・観光客がナナカマドの赤やオレンジ、ダケカンバの黄葉を見るために訪れます。

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大正池の紅葉

10月の中旬〜下旬、標高約1500mに位置する大正池〜明神池のハイキングコースにも紅葉が訪れます。上高地に佇むカラマツなどの金色に輝く黄葉。そして、大正池、田代池、明神池の湖面には木々の紅葉が美しい。

大正池の紅葉　2013年10月19日

田代池の紅葉

田代池は、大正池から河童橋方向へ20分程度の距離にあります。田代池は、大正時代に焼岳 (2,455 m) の噴火により流れ出た溶岩が梓川左岸の支流である千丈沢がせき止められできました。浅い池のなかにはいくつか島があり、上高地の中でも独特の風情がある場所で、穂高岳と焼岳を眺める絶好のスポットでもあります。田代池の周囲は、湿原（田代湿原）となっており、湿原の向こうに穂高連峰を見ることができます。

田代池は、春の新緑、秋の黄葉、晩秋の霧氷など季節により多彩な顔を見せることで知られています。池の入口の岸は写真撮影のスポットとして人気があり、多くのカメラマンが写真を撮っていました。

田代池の黄葉　2013年10月19日

田代湿原の黄葉　2013年10月19日

河童橋の紅葉

明神池の紅葉

明神池は、梓川の古い流路が明神岳からの崩落砂礫によってせきとめられてできた池で、大小2つの池（一之池、ニ之池）を称して明神池と呼ばれています。昔は２つの池の奥にもうひとつ三之池があったそうです。明神池は、明神岳からの伏流水が常に湧き出ているため透明度が高い。

明神一之池　2013年10月19日

明神二之池　2013年10月19日

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